Unityとは何か:モバイルゲームからVR、建築、医療シミュレーションまで広がるゲームエンジンの用途
2D/3Dゲーム開発の標準である「Unity」。マルチプラットフォーム展開の容易さから、ヒット作にとどまらず、自動車や建築、医療分野のVRシミュレーションにも活用される理由を解説した技術基礎資料。

目次
ハイパーカジュアルゲームに見られるように、今は個人でもゲーム開発ができる時代です。個人ゲーム開発の一端を担っているのがゲームエンジンである「Unity」です。今回は、Unityとは何なのか、Unityを使ってこれまでにどんなゲームが作成されているのかを紹介します。
Unityとは?
Unityは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供するゲームエンジンであり、IDE(統合開発環境)の一つです。2Dや3Dゲームの開発に必要なグラフィック描画、物理演算、サウンド再生などの機能をパッケージ化しており、直感的なGUIで効率的に開発を進めることができます。現在、世界中で最も普及しているゲームエンジンの一つです。
Unityで何ができるのか?
マルチプラットフォーム展開
スマートフォン(iOS/Android)、PC、家庭用ゲーム機(PlayStation、Nintendo Switchなど)、さらにVR/ARデバイスまで、一つのプロジェクトから多様なプラットフォームへ出力できるのが最大の強みです。
アセットストアの活用
ゲーム開発に必要な3Dモデル、テクスチャ、音楽、さらにはプログラミング済みのスクリプトなどを「Unity Asset Store」で購入・ダウンロードできます。これにより、少人数や個人でも高品質なゲームをスピーディーに制作可能です。
ゲーム以外の産業への応用
Unityはゲーム開発にとどまらず、建築・建設業界(BIM/CIM連携)、自動車のシミュレーション、医療分野のVR教育など、産業用ツールとしても広く活用されています。
Unityで作られた有名なゲーム事例
ポケモンGO

AR(拡張現実)技術と位置情報(GPS)を組み合わせた世界的ヒット作。現実世界にポケモンが現れる体験はUnityによって作られました。
どうぶつタワーバトル

個人開発者がUnityで制作し、物理演算を利用したシュールなゲーム性で爆発的な人気を博しました。
ドラゴンクエストウォーク

マップ情報と連動し、現実世界を歩くことで進行する人気RPGもUnityを活用して開発されています。
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