エンタープライズ(業務系システム)向けオフショア開発チームの構築と強み

バイタリフィアジアには、2008年から15年以上にわたるベトナムでのオフショア開発の実績とノウハウが蓄積されています。その中でも、複雑な業務フローを支える業務系・情報系アプリケーションの開発に特化した『エンタープライズ開発チーム』が存在します。
本チームがどのような開発を得意とし、他の開発チームと何が違うのか。現地でプロジェクトマネージャー(PM)として活躍する多治比へのインタビューと、品質向上を支える独自組織「CoE」の取り組みを交えてご紹介します。
1. エンタープライズ開発チームの3つの特徴
当チームが他社や一般的なオフショア開発と一線を画し、特に強みとしているのは以下の3点です。
- 日本の大手企業基準の品質担保
ヘルスケア業界など、極めて厳格な品質基準や業務フローが求められる日本の大手エンタープライズ企業向けシステム開発の豊富な実績を有しています。 - 継続的なプロセス改善の仕組み
過去のプロジェクトを定量・定性的に分析してボトルネックを洗い出し、業務フローの見直しやレビュー体制の強化など、生産性と品質を両立するための改善活動を定常的に行っています。 - ユーザーへの価値提供を最優先した提案型開発
単に仕様書通りにコードを書くのではなく、お客様のビジネス背景を深く理解し、綿密なコミュニケーションを通じて状況を共有。必要に応じて、UI/UXやアーキテクチャの改善提案を開発側から積極的に行います。

2. スピード重視の開発チームとの違い
バイタリフィアジアには、エンタープライズ開発チーム以外にも、スタートアップや新規事業立ち上げに特化した複数の開発チームが存在します。
他チームが「ビジネスの早期立ち上げ(Time to Market)」を最重要視し、圧倒的なスピード感でMVP(Minimum Viable Product)を構築するのに対し、エンタープライズ開発チームは、「納品物の堅牢な品質」と「開発のスピード」の高度なバランスを重視します。
ミッションクリティカルな業務システムにおいて、バグやパフォーマンス低下は許されません。そのため、過去案件の分析からの業務フロー改善や、エンジニアのドメイン知識(業務仕様)理解を深めるための勉強会・コードレビューを徹底するなど、品質担保のためのプロセスにリソースを割いています。

3. 複雑な業務システムをあえてオフショア開発で行うメリット
日本国内では、高度なスキルを持つITエンジニアの採用難と人件費の高騰が深刻な課題となっています。ベトナムのオフショア開発を活用することで、スキルセットの高い優秀なエンジニアチームを安定的かつ低コストで確保できるという圧倒的なメリットがあります。
「業務要件が複雑なエンタープライズ開発を海外に任せるのは不安だ」という声もありますが、現在日本国内でもリモート開発が主流となっている中、物理的な距離は本質的な障壁ではありません。
重要なのはコミュニケーションの質です。バイタリフィアジアのエンタープライズチームには、日本の業務システム開発経験が豊富な日本人PMが現地に常駐しています。PMが要件定義をしっかりと咀嚼し、チャットツールやチケット管理システム(JiraやRedmine)を用いて現地エンジニアに直接かつ的確な指示を出し、日々のコードレビューを行う体制が整っているため、日本国内の開発ベンダーと同等以上の認識合わせと品質管理が可能です。
また、お客様の窓口となるベトナム人BPM(ブリッジプロジェクトマネージャー)につきましても、当社には「単なる通訳」は一人もおりません。
開発に携わる全メンバーが、納期とソフトウェアの品質に責任を持つプロフェッショナルであり、BPMは「その上で日本語スキルも併せ持つエンジニア・マネージャー」としてプロジェクトを牽引する体制をとっております。
4. エンタープライズ開発を支える独自組織「CoE(Center of Excellence)」
さらに当社の開発品質と生産性を底上げしているのが、プロジェクトを横断して技術的な課題解決とサポートを行うスペシャリスト集団「CoE(Center of Excellence)」チームの存在です。

CoEチームは、クラウド(AWS/Azure)、DevOps、テスト自動化、アーキテクチャ設計などの高度な専門知識を持つシニアエンジニアで構成されています。
例えば、各プロジェクトで「実運用環境で発生した難解なパフォーマンス劣化」や「スケジュールに影響を与えかねないデプロイのトラブル」など、クリティカルな問題が発生した際、CoEチームが即座に介入してトラブルシューティングを行います。そこで得られた知見は社内全体にナレッジとして共有され、他プロジェクトでの再発防止に役立てられます。
生産性を飛躍させる独自ツール「StartKit」
CoEチームの重要な成果物の一つが、高効率・高セキュリティなソフトウェア基盤を自動生成する「StartKit(スタートキット)」です。

業務システムには、会員登録、ログイン認証、権限管理、ユーザー管理など、共通して必要となる機能(ボイラープレート)が多数存在します。これらをゼロからコーディングするのではなく、StartKitを用いてベストプラクティスに基づいた堅牢なコードを自動生成することで、エンジニアのスキルに依存せず、プロダクトの立ち上げを劇的に高速化します。
本来であれば数日かかる基盤構築タスクを、数十分で完了させる強力なソリューションです。
5. 業務システムのモダナイズとAI活用ならバイタリフィアジアへ
バイタリフィアジアでは、都市型エンターテインメントの予約管理システム、ヘルスケアIoT機器と連携するシステム基盤、金融業界向けのセキュアなデータ基盤など、ミッションクリティカルな開発実績が多数ございます。
さらに、社内のAI専門チームと連携し、蓄積された業務データを活用したAI(機械学習・RPA)による自動化ソリューションの提案から開発までもシームレスに対応可能です。
「既存のレガシーシステムをモダンな環境へ刷新したい」「複雑な業務フローを理解し、伴走してくれる開発パートナーを探している」といった企業様は、ぜひお気軽にバイタリフィアジアまでご相談ください。

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