スマートグラス XReal Light でオフィスの庭に恐竜を召喚

Xreal Lightとは
「XrealLight」は、中国のスタートアップXREAL社が開発しているMRグラスです。以前はNrealと呼ばれていましたが、先日製品名と社名共にXrealに変更になりました。
見た目は一般的なサングラスに近く、メガネ型のデバイスとしては広めの視野角を特徴としています。単体では動作せず、USBケーブルでスマートフォンと繋いで使用します。

普段スマホを使用している多くの方は、既に一度はスマホでARを体験したことがあるでしょう。それらのアプリでは、スマホカメラからの映像にCGオブジェクトを重ね合わせられています。
MR(複合現実)とは、ARをさらに発展させた技術で、MRデバイスを装着することで、ユーザーの位置や動きに合わせてデジタル情報を表示したり、直接ユーザーがデジタル情報を触って操作したり、複数人で同時に体験をすることが可能です。
特別なデバイスを装着するという点ではVRと共通しますが、VRは視界を完全に遮断してCGの世界に完全に没入します。
一方MRでは、ARのように現実世界の映像とCGの重ね合わせを行い、それをデバイスを通して体験します。ざっくりと言えば、AR+VR=MRとなります。
XrealはそのようなMRグラスの代表的な製品です。Xrealシリーズは、現時点でXreal LigthtとXreal Airという2種類の商品が存在します。
Xreal Lightは左右のレンズ上部に深度カメラを、本体中央にはRGBカメラを搭載し、周辺の環境を認識した上でMRコンテンツを表示できます。一方で、Nreal Airはカメラを搭載しておらず、映像の視聴をメインとした廉価版です。
恐竜を表示させてみた
Xrealはスマホに繋いで使用するため、その描画能力は使用中のスマホに依存します。
今回検証に用いたスマホでは、100万ポリゴン以上もある高精細な3Dモデルを使用するとフレームレートが24FPS程度まで低下しました。
そのため、スマホゲームでも使用可能な比較的低ポリゴンな3Dモデルを表示してみることにしました。
XRealのグラスから見える映像を撮影した動画
まとめ
3Dモデルと建物の位置合わせは、別の記事でも紹介しているImmersalを使用しました。Unityのシーン上で恐竜などのモデルを配置してAndroidアプリとして書き出すだけで、簡単に恐竜をオフィスに召喚することができました。
Xrealを装着した際に表示される映像はこの動画よりも少し視野が狭くなるため、ここまで視界いっぱいに恐竜のCGが表示される訳ではありません。それでも迫力としては申し分なく、手軽に未来を先取りできる素晴らしい体験でした。
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