【Unity】地球規模のオープンワールドに草を描画する技術

弊社で開発しているスマホ用フィットネスゲームJoggleでは、ゲームのフィールドにリアルサイズの地球を採用しています。
現在開発中のバージョンでは、この広大なフィールドに草原を描画する技術を導入しました。
PSやSwitchなどのオープンワールドゲームのリアルな風景に欠かせない草原の描画ですが、スマホでこれを導入するためには処理を限界まで効率化する必要がありました。
ジョギング中の没入感を高める
このゲームでは、スタンドに立てたスマホの前でプレイヤーが実際に走ることによってキャラクターを動かします。
プレイヤーのジョギングの邪魔にならないようにフィールド上の障害物を極力少なくしていますが、そのことで画面がシンプルになり過ぎてしまい、現在どれだけの速さで移動しているかを認識しづらくなるという問題を抱えていました。
草の導入により画面の情報量が増え、移動速度を直感的に認識できるようになりました。このことにより、プレイヤーは今までよりもジョギングに集中できるようになりました。
スマホならではの工夫
実はゲーム内の草は単純な三角形のポリゴンで描かれています。
より細かく分割されたメッシュを使用すれば表現力は高まりますが、当然ながらその分負荷が激増します。そのため、三角形の単純な図形ばバレバレにならないような工夫が必要です。
中でも効果があったのは、地面と草の根元の色を完全に同じにするという方法でした。結果的に、草の根元が地面と馴染んでほとんど目だなくなります。
一方で、葉の先端は場所によって色にバラ付きができるように工夫しています。これにより、先端だけが地面に馴染まずに際立って見えるようになりました。
今後の改善に期待
今後は草の種類を増やしたり、花を咲かせたり、更なる改善を予定します。
ジョグルのこれからの発展にぜひご期待ください!
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