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Unity専門スタジオ(UDL)による3Dゲームアプリ「Dungeon Dash」開発秘話とAR/VRへの展望

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Vitalify Asia Team2020/01/19
Unity専門スタジオ(UDL)による3Dゲームアプリ「Dungeon Dash」開発秘話とAR/VRへの展望

Vitalify Asiaがリリースした、スマートフォン向け3DアクションRPGアプリ「Dungeon Dash(ダンジョンダッシュ)」。このゲームの企画・デザインから実装までをゼロから手掛けた、弊社のUnity専門開発スタジオ「UDL(Unity Development Lab)」のメンバーに開発の裏側や今後の展望についてインタビューを行いました。

スマートフォン向け3DアクションRPGアプリ「Dungeon Dash(ダンジョンダッシュ)」

日本側に常駐するUnityスペシャリストの永岡と、ベトナム・ホーチミンスタジオのUnityエンジニア(Hai、Tri、Tuan)、3Dデザイナー(Son)による、国境を越えたハイブリッドな開発体制のリアルをお届けします。

1. ゼロイチ開発の苦労とアーキテクチャの調整

―― 「Dungeon Dash」を開発する中で、特に技術的に難しかったポイントを教えてください。

Hai:僕はUIやインベントリ(所持品リスト)、カード詳細のロジックを主に担当しましたが、アクションRPGとしての面白さを左右する「主人公と敵キャラのパラメーター、武器属性のゲームバランス調整」にはかなり苦労しました。

UIやインベントリ(所持品リスト)、カード詳細のロジックを主に担当

Tri:技術的な実装よりも、ゲームのコアサイクルや全体構成の設計ですね。初期段階で日本側の永岡さんと膨大な時間をかけて議論を交わし、アーキテクチャの土台を固めるフェーズが一番ハードでした。

アーキテクチャの土台を固めるフェーズが一番ハード

永岡:私がVitalify Asiaにジョインして最初の3ヶ月間、ベトナムオフィスに直接滞在してDungeon DashのコアロジックのプロトタイプをTriと一緒に練り上げていた時期ですね。当時はまだ社内の公式プロジェクト化される前で、他の業務の隙間を縫ってR&Dとして進めていたので熱量が必要でした。

Son(デザイナー):僕は他のプロジェクトと並行して、Dungeon Dashの2Dアセットと3Dモデリングの両方を担当したため、コンテキストスイッチが大変でした(笑)。

―― え、2Dも3Dも一人で担当されたんですか!?

Son:はい。通常の大規模スタジオでは2Dデザイナーと3Dモデラー、アニメーターは完全に分業されますが、今回は私がフルスタックでキャラクターモデリングからモーションアニメーションまで全て担当しました。大変でしたが、裁量が大きく非常に楽しかったです!

フルスタックでキャラクターモデリングからモーションアニメーションまで全て担当

2. Unity専門スタジオ「UDL」の強みとは?

―― ずばり、UDL(Unity Development Lab)の開発体制の強みは何でしょうか?

永岡:ゲーム開発はもちろん、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)といったXR領域のアプリケーション開発にフルスタックで対応できる点です。また、プランナー、エンジニア、3Dデザイナーが1つの密結合なアジャイルチームとして機能しているため、単なる「言われたものを作る受託開発」ではなく、アイデア出しからUI/UXの提案、リリースまでを丸ごと任せられる点にあります。メンバーの自主性が高く、ラボ型開発(準委任型)において圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

3. 次の挑戦:位置情報ゲームとXR(AR/VR)領域への展開

―― 次のバージョンや、今後UDLとして挑戦したい技術領域について教えてください。

Tri:Dungeon Dashの次のアップデート(v2.0)では、スマートフォンのGPSやARを活用し、現実世界のマップに重ねてモンスターを捕まえたりバトルさせたりする「位置情報ゲーム」の要素を組み込む予定です。

永岡:さらにその先(v3.0)では、現実世界に重ねたマップ上にユーザーが自分たちの「村」を構築し、素材を集めてクラフトしていくようなメタバース的な拡張も構想しています。

Tuan:僕は現在別のプロジェクトでも検証を進めていますが、VR/ARデバイス(HololensやMeta Quest等)を活用したXR開発をもっと極めたいです。ゲームエンターテインメントに限らず、仮想空間でのトレーニングシミュレーションやバーチャルオフィスなど、人間が現実では体験できないことをテクノロジーで拡張するソフトウェア開発を、このUDLから世界へ発信していきたいです。

UDLから世界へ発信していきたい

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バイタリフィアジアのUnity専門スタジオ「UDL」は、日本のUnityスペシャリストのディレクションと、ベトナムの優秀なエンジニア・3Dクリエイター陣による強力なハイブリッド開発体制を提供しています。

日本のUnityスペシャリストのディレクションと、ベトナムの優秀なエンジニア・3Dクリエイター陣による強力なハイブリッド開発体制を提供

スマートフォン向け3Dゲーム開発はもちろん、建設・不動産向けのVRシミュレーター、ARを活用したマーケティングツールなど、あらゆる3Dグラフィック・XRサービスの開発に対応可能です。

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